スキャルピングについて

スキャルピングは代表的な取引方法といわれて具体的に解説などありますが、実際やってみると文字で書いてあるものとは大きく違う感想を各個人で抱かれると思います。
おそらく手法という程度にはかたちはありますが、人によって内容は全く異なるのではないかと思います。

相場にセオリーや計算で算出できるものなどなく、まさに運しかありません。皆が同じ相場で動いているからだれかの運で変わるというものでもありません。
相場における自分の運が試されているだけなので、研究やチャートの見方や他人の成功例を追ってもあまり意味がないと思います。
必要なのは自分自身のプラスにする方法だけ、だと思います。

私がスキャルピングを主にしている理由は長期的な相場の変動を予測できないしそれによる利益がさほど大きくならない原資だからです。
複利であれば行動範囲も都度広がるので損失がなければ機会が都度大きくなることになります。
短期的であれば、運よく日本は外為の取引が世界一多いらしいとか米ドルの取引が多いらしいとかで、レンジを形成するためすこし大きめに動いたあとわずかに戻すそれをスキャルピングでとることができる可能性が大きいからです。
長期で利益がでることを考えると時期や事業計画、イベントの予定や期待値、株の動きなどを視野にいれなければならないと思いますがそれによる予想の通貨量などわからないため、一度に動く範囲にコバンザメする形で利確する方法が私には適していると見たからです。
実際、直近で長期的に保持していたショートポジションでスワップが大きくマイナスだったものをちょっとしたミスでマイナスのまま約定してしまったマイナスが大きく焦げ付いていましたが、自分なりの手法を決めてスキャルピングで取り戻しました。

私の手法は私にだけしか有効ではないと思いますがご紹介いたします。
①ポジションは指値でとる。
②いけるとおもったポジションは成功体験から見る
③自分にあわないポジションはできるだけ早く解消する

①まずスキャルピングのポジションをとる方法ですが、リアルタイムでこそぎとるので成り行きでOCOつきで利確は最低限の範囲で自動に行うようにしていたのですが、スリップもありますし雇用統計の激動のタイミングなど以外ではしないことにしています。
ほんの1ポイントの利確でも指で押すには間に合わないので、瞬間で往復するあたりを見込んで最低スプレッドで指値をいれます。これで秒で利確できることもあります。また大きく往復しているタイミングであれば同じレンジでボタンを押し続けることで次々に利確できる入れ食いのタイミングもあります。
ただ、このレンジを逆方法に外れるタイミングでいれてしまうと塩漬けになる可能性もあるので、早めに見切り適度な利益で冷静に流れを確認する必要があります。

②次に成功体験からポジションの取り方をみます。ラッキーナンバーではないですが自分がとれたポジションに共通点があるかと思います。後半でしかけるときは7銭から4銭でとるとか、ほぼジンクスのようなものですがあるかと思います。
自分のあまりとっていないポジションでは妙にのこったりするかもしれません。半分は運かと思いますが、これは自分が注意して確認できる数字に癖があるのだとしたら、集中しやすい数字を選ぶという方法が有効なのではないでしょうか。
色分けやきまったい位置におくというのはジンクスもあるかと思いますが、自分がとくに考えなくても自然に動作ができる癖がどこかにあって、その定義しがたい定義が自分なりのジンクスになっていることもあるかなと感じています。
最低スプレッドの指値をすこし広げてレンジがとれそうとか、往復ビンタがそろそろ終わりそうとか、この数字はここに帰着しそう、いつもそんな感じだからそういうポジションでいく、単位はこれより多いと失敗する、といった自分なりのセオリーをつくって守ることが失敗を少なくしていると思います。
チャートや相場はひとのもの、というか自分以外にも大量の人間がそこに関わっているわけで、それを動かすのは個人の運ではないはずです。個人の事情でも動くことはないので、同じものを同時に買える可能性もありますが、ボタンを押すタイミング、指値の見切りが人それぞれことなるので、自分の成功に基づいて方法を見出すべきだと思います。

③最後にスキャルピングは損切で損を小さくできるというのがあるかと思いますが、基本的に損を切っては損になると思います。損切で得られるのは再度トライする機会であって、原資は減ります。
トライするタイミングは原資の量できまるので、損失を補填しなおかつ先のトレード間隔より短い期間をとらないとさらに損になるだけです。
なので基本的に損切はしません。ただ、いつまでも解消しないとおもわれる底と天井でポジションをとってしまうこともあるかと思います。これを単体で切っては損そのものです。
これを解消する方法を、利確の方法が個人ごとにみな違うように、みな違う方法で発見するべきだと思います。
単体で損を切っても、そのまま長期保持しても損にしかならない事はあると思います。
そんな時私は、広がっていく差に折り返しと思ったタイミングでナンピンします。その利確ポイントもさしますが、それを足して二で割ったものにすこしずらして利益を乗せたものにします。
これを、一度にポジションをとって自分で失敗しない量で重ねると、数かさねた結果、若干でもプラスの場所で利確できるところがでてくることがあります。
でてこない場合でも、極力ちいさい損で済むようにトライします。
私は自分の確認しやすい数値のタイミングで、失敗がすくない量で、できるだけ失敗したポジションはナンピンでカバーしてできるだけ短いタイミングでポジション解消できるように努めます。
たとえば1銭のところから8銭までショートで1ロットいれたものがあがってしまい、-7の損失の状態で、どうももどらなさそうなときは、8銭で2ロットいれます。
これで中間点の5銭でマイナスが4、プラスが3x2の6となり1ポイント分プラスで約定できます。これが9に動いたときさらに2ロットたしておけば5銭で8ポイント分プラスになります。
最低限プラス1ポイントで赤にならないようにだけ解消だけをねらった場合8銭で2ロット、9銭で2ロットいれた場合7銭でその三つのポジションを解消すればとりもどせます。
これが損切になります。1ポジションは損失になりますが、合計ではマイナスにしないことが大切です。そのためにはどこまでナンピンが追えるか、自分のタイミングといつものペースを把握し守る必要があります。
まだ伸びそう、置いていかれそう、そういうタイミングで追い続けてぜんぶ損切になってしまわないように、勝てそうな雰囲気だからという根拠のない感覚でいつも振らない量をポジションとってしまうといったタイミングで失敗が起こっていました。
失敗しないためには、退路の確保が大事です。勝つときはほっといてもささるしプラスでかってに約定します。
負けるときこそ手動で調整する必要があります。合計でプラスにする、それをいかに自分のやり方で、自分の感覚で認識して把握できるもので、単位でできるかということかなと思います。
経験がものを言うとは、こういう「相場の見方わかる」というものではないもの、「自分の勝てる方法がだいたいどんなものか」を知ること、だと思います。
いくらチャートをみて機械が算出したデータとプロのセオリーを真似しても、自分にあっていないとプラスにならないのではないかと、経験上私自身には感じています。

ぶっちゃけロングを1000通貨1ロットずつ1銭単位で刺していけば、原資が100万円で50ポジションくらい米ドルでとれる範囲があるとおもうので、秒単位で刺しても損しないのではないかと思います。
たしかに利益が10円単位とかなのであたまがおかしくなるかもしれませんが、外為のセミナーとかコンサルタントとかそういうのはそんなメンタルにきついのを軽減してくれるだけのものかなと思います。
気持ち的に損が気になるとなにもかも集中できないなどあるかと思いますが、それを超えて自分の不安を軽減する方法があれば、それが一番の手法かと思います。
いまはスワップポイントがなかったりする時代ですが、スワップでいずれプラスに転じるまで放置しておけば理論上どこでつかんでもマイナスにはならないはずです。
もちろんロングでスワップねらいを保持しておきカウンターでショートをスキャルピングするなどもあると思いますが、私はそれですがこれも個人ごとにあう、あわないがあると思います。

相場とか世情とか読めないし、チャートでなにがどう動いてるとかわからないけど、なんとなく往復しているのがみてとれる、あと何回くらいこのレンジで往復しそう、という自分の感覚が、なわとびに入るタイミングみたいな感じでつかめればスキャルピングはよい取引方法かと思います。